「神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄を分けるまでに刺し貫き、心の思いやはかりごとを見分けることができます。」(へブル4・12)
神は大いなるお方、今も困難の中にある人々をお救いくださいます。サタンはキリストの福音が宣べ伝えられないよう、無神論政権下で100年以上にわたり、さまざまな制限を加えてきました。しかしながら、神のことばは今日も、生きていて力があり、両刃の劍よりも鋭いものです。それはコロナ禍時代になっても、何も変わりません。10月中旬の統計ですが、ロシアでは感染者数約4,060万人、死亡者数112万人、1日あたりの新感染者数は平均で4,600人越えていいます。広大な国で、医療の助けは十分には届かないロシアで、国民は不安を抱え生活をしています。このような現状下で集会を開くことは困難ですが、神はご自身のみわざを成しておられます。次はロシアのアレキサンダー・D伝道者からのレポートです。
神は私たちを驚かせ、ご自身のみわざを現わされる方です。神は世を支配する環境や状況には、全く左右されません。久しぶりに礼拝が再開したその日、一夫婦がイエス・キリストを信じる告白をしました。それは私たちの教会にとって驚きであり、また大きな喜びもありました。その夫婦は長い間、祈られていたボグダン夫妻でした。ボグダンはロシア人で、母親が熱心なクリスチャンです。母親は彼のために日夜祈り続けていました。ボグダンという名前は、ロシア語で「神が与えてくださった」という意味です。正しく、その日ボグダンはその名前のように、創造神に出会い神の祝福を得ました。
ボグダン夫妻がキリストへの信仰を決心することに困難であったことは、グルナス夫人がイスラム教徒でタタール人あったことです。彼女が信仰決心することは、イスラム教徒の全親族から相当な苦難と迫害を受ける覚悟しなければならないことでした。しかしその日、神の御霊は二人の心に強くお語りくださいました。ボグダン夫妻の信仰決心は、私たちにとって奇跡のような現実でした。神はコロナ禍の中で、しかも最初の聖日礼拝ですばらしい奇跡を現わしてくださいました。
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