人生の最高の投資は聖書

"彼に、知恵と英知と知識とあらゆる仕事において、

神の霊を満たされた。

出エジプト記 35章31節

ドイツからエルサレムに向かう馬車による「平和の行進」一行(ウイーン近くで)

しばらく前に読んだ本です。米国ペンシルバニア州フィラデルフィアにおいて、一番はじめに百貨店を創設した人はジョン・ワナメーカーでした。彼は貧しい家庭に生まれ、小学校も2年しか行けませんでした。しかし彼は聖書のことばを口ずさみ、心に深く刻み、日々の生活で実践していました。神は彼をどれほど愛しておられたことしょう。彼は18歳で日曜学校の教師を始めてから、85歳で天に召されまでの67年間、ずっとその奉仕を続けました。23歳の時、2人で始めた洋服店が50年後には、1万3千人の社員、売り場面積だけで5万4千坪、世界で一番大きなパイプオルガンを設置する世界最大の百貨店となり、5万人を超える人が毎日出入りするまでになりました。それでも彼は教会を愛し続け、神を第一にする姿勢をみじんも変えませんでした。そんな彼を、神はさらに大きなポジションにつけ、大胆な働きをさせました。

1889年、米国の郵政長官に任命され、大きな郵政改革を成し遂げました。更にYMCAの会長に選出され、東京、韓国、インドをはじめ自ら莫大の費用を寄付し世界中にYMCA会館を建設したり、母の日を設定したり、アメリカ全米プロゴルフ協会(PGA)の創立を担ったりし、世界日曜学校総裁に選出されました。

多くのエピソードの一つ。1921年、彼は84歳で実業家として60年を迎える記念行事が開かれました。ある記者が「会長。今までで一番成功したと言える投資は何でしたか」と尋ねると、彼はためらうことなく答えました。「私は10歳の時に、最高の投資をしました。当時、2ドル75セントの聖書を1冊買いました。これが私の人生の中で偉大な投資でした。なぜなら、その聖書が今日の私をつくったからです。」また別の記者が「一番大きな仕事はなんでしたか」と尋ねると、「私の本業は日曜学校教師で、郵政長官は副業でした。」と返答しました。

皆さん。私たちはキリス・イエスにある先人の「生き方」から教えられますね。彼の人生を一言でいうならば、「小さなことに忠実」ということばに要約できるでしょう。私たちの軸足はどこにあるでしょうか。一度立ち止まり、自問自答しようではありませんか。彼の生き方は、私の生き方を再確認させてくれました。



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