コロナ禍の海外邦人宣教17

オセアニア在住邦人宣教

クライストチャーチ日本人キリスト教会牧師

渋沢憲一

第2回「クライストチャーチJCFにおいて」

皆さん、こんにちは。ニュージーランド・クライストチャーチにて日本人教会の牧師として仕えております、渋沢憲一と申します。今回は2回に分けて「ニュージーランドにおけるコロナ禍で皆さん、こんにちは。先月に続きまして、ニュージーランド・クライストチャーチの渋沢です。今回は私自身が牧師として仕えさせていただいている「クライストチャーチJCF」についてお分かちさせていただきます。

正直なところ、一昨年から起こった「コロナ・パンデミック」には非常にショックを受けました。それまでは日本から短期でクライストチャーチを訪れる若者たちに宣教のフォーカスが向いていたため、それらのターゲットを失って、ある意味「目標を失ってしまった」ように感じていたからです。毎週行っていた『英会話クラス』も休止を余儀なくされ、「幼いお子さんを持つ若い日本人のお母さんたちの集い」も集まれなくなりました。

ただ、長年の経験から(特に2011年に起こった『カンタベリー大震災』を通して)「こんな時こそ、淡々と日々祈り、いつものように主を礼拝して行けば良い」ということを学んでいたので、5~6年前から始めた『礼拝前祈祷会』において「主よ、私たちの思いを超えた、あなたの新しいみわざを成し遂げてください!」と祈っています。

そんな中、クライストチャーチ在住者たちの中から、一昨年は3名、昨年は4名の方々が洗礼へと導かれました。ハレルヤ!また最近も在住者の方が新しく礼拝に出席されるようになり「神様は確かに私たちの祈りを聞いてくださっている」と感じています。

また、以前からアイディアとして持ってはいたものの、なかなか実現に至らなかった「独自のYouTubeチャンネルを作って、礼拝などの動画をアップロードしたり、礼拝のライブ配信を行う」という活動を、とうとうこの『コロナ禍』をきっかけとして開始に踏み切ることにしました。十分な機材や人材がないことを理由に二の足を踏んでいましたが、もはやそんなことは言っていられなくなったわけです。 これで、もちろん外出できない状況でも、自宅で画像を通して礼拝できるようになったわけですが、思いがけない副産物もありました。それは、これらの動画の故に、クライストチャーチで信仰をもって日本に帰国して行った人々も、(日本でも教会に行きたくても行けない方々が多いこともあり)懐かしい礼拝の様子を生で観られるようになったのです。これも「私たちの思いを超えた主なる神様のみわざ」と言えるのではないでしょうか?

カンファランス

小グループでの活動

それだけではありません。実はずっと以前から「もっと小グループでの集いが増えて欲しい」と思っていたのですが、教会主催の祈り会やバイブルスタディに集うことはあっても、「家庭を解放し、自分たちで誘い合って集まる」ということがなかなか定着しませんでした。ところが、現在のニュージーランド政府の『コロナ対策』の一環で「屋内ではどこででも25人までなら集まっても良い」という制限の中、家庭において互いにメンバーを招いて8~10人くらいのグループで一緒に画像を観ながら礼拝する、という形態が生まれてきました。これも嬉しい変化です。まったく神様のなさることは、私たちが立てる計画とは違う形で成就しますよね!

最後にお伝えしたいのは、今年に入ってから「3年ぶりの『一時帰国』を目指して準備しておられる方々が多い」ということです。通常多くの(NZ人男性に嫁いだ)ご婦人たちが日本の家族を訪問すべく、年末年始の長期休暇を利用して一時帰国するのですが、ここ数年『コロナ禍』の影響でそれが難しくなり、皆一時帰国を控えていました。それが3年目になって「しびれを切らした(?)」感もありますが、今年一時帰国する方(ある方はいつもよりも長期間)が多いようです。そしてそれぞれが「この先状況がどんな風になるか分からないから、今回の訪問で何としても家族をキリストに導きたい!」という固い決意を口にしています。

ということで、ぜひ皆さんに覚えて祈っていただきたいことは、下記の通りです。

1.引き続き、神様が導いてくださる道に従い、臆することなく忠実に歩み、神様のみわざを見せていただくことができるように。

2.これまで「宣教のターゲット」であった『日本からの短期訪問者たち』が再びクライストチャーチにやってくることができるように。

3.しばらくぶりに日本へと「一時帰国」される方々の旅の行程が守られ、まだ主イエスを知らない家族や友人たちに、大胆かつ柔和に福音を伝えることができるように。

読者の皆様の日々の歩みの上にも、神様の導きと助けがありますよう、お祈りしています。

(つづく)

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