ソマリア

8月15日、イスラム教過激派が「イスラム教からキリスト教に改宗した婦人を意識不明になるまで暴行したと」、と情報筋「モーニング・スター・ニュース」は伝えました。彼女は8児の母親で、地下教会元メンバーでした。現地の情報筋によれば、彼女は過激派組織上部の指示によって襲撃受けたようです。理由は、他のイスラム教徒を聖書勉強会に導いた、ことでした。彼女は2022年4月にクリスチャンとなりました。今回の襲撃で多くの打撲傷や怪我を負い、頭部には深い切り傷を負いました。

彼女と他のキリスト者たち(婦人)は、ある家に集まりイエス・キリストの生涯についてのビデオ鑑賞をしていました。 すると、アフメド・フセインと名乗るイスラム教徒と他の3人の男が入ってきました。彼らは、「我々の村ではキリスト教伝道は許されておらず、イスラム教徒を惑わしている。」と大声で叫びました。安全上の理由から、情報筋は匿名で報道しています。過激派イスラム教徒たちは、女性たちを棒で殴り、顔、手、その他の身体の部位に打撲傷や怪我を負わせました。女性たちは、なんとかその家から逃げて自宅に戻りました。しかし、襲撃者たちはリーダーの女性宅まで追いかけ、そこで祈っている彼女を見つけました。彼らは家に入り、鈍器やパンガ(長いソマリアの剣)で、再び彼女を殴打したと情報筋は伝えています。彼女は4時間意識を失い、大量の血を失ったところで、近隣住民が発見し病院に運ばれました。

彼女はこう語っています。「私は大量の血を失い、意識を失いました。気がついたら病院にいました。」また、襲撃にもかかわらず自分の信仰は変わらないと証ししています。彼女は自分の命を守ってくれた神に感謝し、この経験はキリストに従い続ける決意を強めたと語っています。「イスラム教はソマリアで合法的な宗教であり、他のいかなる宗教も実践されるべきではないと信じられています。そのため、この残忍な襲撃を報告することは非常に困難である、と「モーニング・スター・ニュース」は伝えています。お祈りください。

スーダン

南スーダンのヌバ山

スーダン南部コルドファン州のヌバ山地で、反政府勢力が地域を不安定化させています。このヌバ山地で、キリスト者のナジワ・ムサ・コンダ女史が反政府武装勢力によって逮捕されました。彼女は4月1日、ヌバ山脈から南スーダンへ向かう途中で拘束されました。SPLA-Nの武装勢力が彼女の車両を阻止し、所持品を捜索した結果、地域の軍事指導部を批判する手書きノートが押収されたと言われます。コンダ女史家族は、彼女は依然として拘束されていると語っています。

 情報筋によれば、南コルドファン州では、彼女の妹ザキ・ムサ・コンダさんも、8月初めにスーダン人民解放軍北部派(SPLA-N)反乱軍に拘束され、2日後に釈放されたと述べています。彼女は、米国の国際支援団体「サマリタンズ・パース」の援助活動員4人のうちの1人です。コンダ女史は、カウダにあるヌバ救援・復興・開発機構の援助活動員で、スーダン聖公会の信者です。コンダ女史は、地域にある少なくとも2つの異なる拘留施設間を移送され、親族や弁護士との連絡を一切断たれています。「逮捕されて以来、彼女とは一切連絡が取れていません。面会を厳しく禁じられているからです」と、親族は安全上の懸念から匿名という条件で語ってくれました。家族はSPLA-Nの指導者たちに、彼女の身柄を保証するよう求めています。南コルドファン州で活動する教会機関や援助団体への取り締まりが強まる中で、拘束中のコンダ女史の釈放に向けて、地域の人権団体の介入も要請しています。

 一方、キリスト教会の指導者2人が最近誘拐されました。その後、2人は解放されました。2人は南コルドファン州ヘイバンのスーダン・キリスト教会(SCOC)指導者ヤコブ・イブラヒム・ティア牧師と、ザカリア・スリマン・ジャナ牧師です。彼らは、それぞれ7月28日と8月1日に解放されました。SPLA-Nの分派メンバーが、誘拐に関与したとされています。ティア牧師には、17歳と20歳の息子2人、15歳の甥がいます。そして、カトリック教司祭ティア師の兄弟であるダニエル・イブラヒム・ティアも共に解放されました。

 今回の誘拐事件は、紛争地域で教会指導者に対する攻撃が急増する流れの一環です。SPLA-Nの支配地域では、メディアの立ち入りが禁止されています。すでに数百人が避難を余儀なくされており、その大半は女性、子ども、高齢者です。7月24日、分離独立したSPLA-N民兵が、ヘイバン地区ダビ行政区でアデル・イドリス・ジョンゴール司祭を射殺しました。SPLA-N、分離独立派、その他の勢力間の武力衝突の中でキリスト教徒を標的とした攻撃が相次いで発生しています。ヌバ山地ではSPLA-Nと戦う武装勢力が出現し、民間人の殺害や避難が発生しています。宣教団体「ジョシュア・プロジェクト」によれば、スーダン人口の93%はイスラム教徒で、民族の伝統宗教の信者数は4.3%、キリスト教徒は2.3%です。どうぞお祈りをお願いします。

ネパール

8月末、標高5,000メートル級の山岳地帯で発生した大洪水や鉄砲水によって、数千人(正確な人数不明)を超える犠牲者をもたらしました(8月末現在)。今回の災害は、特にラスワ周辺地域やボテコシ川・トリシュリ川流域のコミュニティにおいて、甚大な被害をもたらし、洪水や土砂崩れにより住宅、道路、橋梁、事業所、その他のインフラに深刻な損害が生じています。豪雨により河川や小川の水位が急激に上昇し、脆弱な地域で突発的な洪水や土砂崩れを引き起こしました。この状況により、多くの家族が避難を余儀なくされ、食料、安全な飲料水、避難所、医薬品、その他の生活必需品を確保するのに苦慮しています。お祈りください。

ネパールの大洪水

スペイン

地中海に浮かぶ美しい観光地マヨルカ島には、ドイツやイギリスからの観光客が多くやってきます。そこで、今年もキリストの福音を伝える宣教活動が行われました。この宣教活動は福音的超教派団体の複数の宣教団体が参加し協力しました。主催団体としては、ドイツの宣教団体「Gospeltribe」、青年宣教共同体(JMG)、スイスの「スイス・キャンパス・フォー・クライスト」、スペイン、米国の「Bridge Steps」等でした。

 彼らは「Reach Mallorca」(リーチ・マヨルカ)と称して、事務局の発表ではさまざまな宣教活動を通じて約9,000人がイエス・キリストの福音を聞いたと言います。7月30日から8月10日まで、10か国から220人の若者がボランティアとしてこの活動に参加しました。参加者の多くはドイツ、スイス、スペイン、オーストリア、ラトビア、アメリカ等の出身でした。同団体は15年以上にわたり、毎年夏休み期間中に同島で福音宣教活動を行っています。今年は特に、有名な大型ディスコ「メガパーク」から、わずか数歩の距離にあるプラヤ・デ・パルマのビーチで、合計14回の短い野外礼拝を開催しました。さらに、有名な「シンケン・シュトラーセ(ハム通り)」にもチームが繰り出し、「神への質問」と書かれた看板や、祈りを受けられる椅子「奇跡の椅子」(ミラクル・チェア)といった創造的な活動を通じて、人々に声をかけました。黄色の安全ベストを着た「ストリート・エンジェル」(街の天使)たちは、助けを必要とする観光客をホテルまで安全に送り届けたりもしました。また、スペインの教会と緊密に協力し、島内の2か所で2つのフェスティバルも開催され、午前中は合同礼拝、夜にはより大規模な福音宣教イベントが行われました。

 ビーチでの「リーチ・マヨルカ」に集まった人々

 「リーチ・マヨルカ」事務局の発表では、今年も観光客の間ではキリスト信仰に心を開いた観光客がいたことが改めて確認されたそうです。また、「チームメンバーは、福音を伝えることはそれほど困難でないことを体験した。」と言います。結果として、10人が地中海で洗礼を受けたとのことでした。2027年の「リーチ・マヨルカ」プロジェクトは、7月29日から8月9日まで開催予定とのことです。お祈りください。

インドネシア

「モーニング・スター・ニュース」によれば、インドネシア東ジャワ州のある村のイスラム教徒住民は、教会の建物の使用を中止するよう当局に圧力をかけているとのことです。地元住民らは、そこで行われる礼拝が社会的な緊張を、引き起こす可能性があると主張しています。

 伝統的なインドネシアの祈祷所

教会は、許可を必要としない伝統的なインドネシアの祈祷所で礼拝を行っていました。人権擁護団体によれば、7月20日、パスルアン県バンギル地区デルモ村スカリプロ地区の住民が県当局に対し、東ジャワキリスト教会(GKJW)の礼拝を中止するよう圧力をかけました。大多数を占めるイスラム教徒住民たちは、クリスチャン達が使用している建物は正式な許可を得ておらず、イスラム教の礼拝所(ムシャラ)の近くで社会的緊張を引き起こす可能性が高いと主張しています。

 人権擁護団体や地元関係者によると、反対の根底には、教会が以前の所有者や相続人が銀行融資を返済できなかったため、銀行の競売を通じてその場所を取得したことへの憤りの可能性があるそうです。スラバヤ・コンパス紙によると、住民らは建物の許可状況に疑問を呈しています。そして、礼拝施設としての利用が周辺地域に十分に伝えられていなかったと主張しています。しかし、バンギル地区長のエディ・サントソ氏は、地方自治体が2023年以降、住民と教会との間で7回の調停会議を仲介してきたとも述べています。5月22日に行われた最新の会議には、住民、教会の管理者、牧師が出席したと報じられており、その結果はパスルアンの国家政治統一庁に提出されました。5月22日の会合に先立ち、バンギル地区長は住民や教会指導者らとの会合を開きました。その中でナジブ・セティアワン議員は、礼拝所の設置と使用は現行の規制に従うべきだと述べた。同議員は当局に対し、礼拝所の合法性を調査するよう求め、問題が解決されるまでは信徒らにそこで礼拝を行わないよう呼びかけた、とも報じられています。

 テグー牧師は、教会はパスルアンの国家政治統一庁から口頭で許可を得たと言います。そして、4月からその家が祈りの場として使われていると語っています。1950年代からあるこの教会は、約60世帯のキリスト教徒家族から構成されています。長年にわたり独自の礼拝施設を所有していませんでした。どうぞ、お祈りください。

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