英 国

発見された「ミニ聖書」

11月6日、英国BBC放送は普通では考えられない歴史的ジュエリーである「ミニ聖書」が、看護師のバァフィー・ベアリー女史によって発見されたと報じました。発見場所は英国北部のヨーク市のある畑でした。BBCは彼女に、なぜその畑で宝探しを行なったかと尋ねたところ、その場所は歴史的な所で前から興味があったからと返答しました。発見時には夫のイアン・ベアリー氏も一緒でした。彼女は宝探しに際して金属探知機を用意し探し始めたところ、地中わずか10cmの深さで、重さ5g、大きさ1.5cmの宝物を発見しました。それは約600年前のジュエリーで、時価およそ2千万円とのことです。宝物のジュエリーはミニ聖書を開いた形で、リモゲスの聖レオナルドとアンテオケの聖マーガレットが両面に描かれています。発見場所は英国国王リチャード3世(1483年〜1485年)が所有していた土地の近くで、ジュエリーは妊婦の守護聖人として愛用されたようです。BBCはこのジュエリーは女性の親族か、あるいはアンネ・ニヴィーレ夫人のものではないかと推測しています。雑誌「トレジャー・ハンティング」のジュリアン・イヴァン・ハート氏は、これは稀にみる非常に価値ある発見であると語り、別の場所でも同じようなジュエリーが発見され、約3千万円の値がついたと語っています。

ナイジェリア

北部のカドゥナ州で、66人のクリスチャンが武装集団によって誘拐されました。ニュースポータル「デイリー・トラスト」によれば、カカウダジのエマオバプテスト教会の礼拝中に起こった事件でした。その際、2人が銃殺されました。ナイジェリア・クリスチャン同盟のヨセフ・ハヤブ師は、誘拐されたクリスチャンたちは命の危険にさらされているため、政府と安全機関は事態を至急掌握し解決すべきであると声明を出しました。ナイジェリアでは最近、過激派集団と強盗犯によるこのようなクリスチャンとミッションスクールの子どもたちの誘拐事件が頻発しています。ほとんどの場合、身代金を払うことによって解決されています。人口2億人以上のナイジェリアで48%がキリスト教会員で、51%がイスラム教徒です。どうぞ、お祈りください。

レバノン

レバノンで行われた記念植林式

オリエント(東洋)への支援活動が125年も継続することは稀なことですが、このほどその記念式典が行われました。首都ベイルートから東方約60km離れた小村アンヤールです。「オリエント支援活動会」の125年間の働きを記念し、125本のオリーブ樹が植林されて行われました。アンヤールでは約3千人のプロテスタント系アルメニア人が、学校で支援を受けました。オリーブの木は和解と友情のシンボルです。ドイツからの支援活動は、1896年にスタートしました。当時オスマン帝国支配下でアルメニア人は、迫害を受け社会から除外されていました。彼らへの支援活動が続き、今日ではシリア、イラク、アルメニアへと支援活動は広がってきました。この支援運動に参与してきた団体は、ヘッセン州ディアコニー団体(奉仕女)、AEG(プロテスタント・ワーキンググループ)、EMW(プロテスタント福音宣教会)などです。

モルドバ

グロス国会議長(右)から感謝状を受けるホーファー師

1990年に独立したモルドバ共和国はヨーロッパ最貧国の一つに数えられていますが、これまで欧州のキリスト教宣教団体は支援活動を続けてきました。スイスの宣教団体AVC(迫害下と困窮下にある聖徒への支援団体)は、25年支援活動を続けてきました。モルドバ国会議長イゴール・グロス氏はAVC代表ダニエル・ホーファー師に長年の支援に対しての感謝状を贈りました。ホーファー師は「私たちの働きがこのように評価され光栄に思います。」と語り、グロス国会議長と面談時に議員と関係者に聖書を贈呈しました。AVCは必要をかかえる家族、子ども、青年、年配者たちへ様々な支援活動を続けており、彼らの働きは世界60カ国に以上に広がっています。お祈りください。

マリ共和国

釈放されたシスター・ナルヴェッツ

マリ共和国は西アフリカに位置する内陸国で、金が豊富で最大輸出品目として65.9%をしめています。これがムスリム商人との交易を盛んにしてきました。そして多くの国民がイスラム教を信仰しています。かつてはフランス植民地で、1960年に独立しました。そのため公用語はフランス語です。1人あたり国民総所得は770米ドル(2017年)で、世界最貧国の一つとなっています。

マリではクーデターや誘拐事件が頻繁に繰り返し発生しています。カトリック教シスターであるグロリア・セツリア・ナルヴェッツ・アルゴチ(コロンビア出身)は、5年前に誘拐されました。バマコにあるマリ政府の情報によれば、昨年10月にジハード(イスラム教法規)を重視するイスラム教過激派組織から、シークレットサービスの武力によって救助されました。身代金が支払われたかは不明です。シスター・ナルヴェッツは釈放後、記者会見で次のように証言しました。「私はいつも詩篇のみことばを暗唱していましたので、囚われの身でありましたが信仰が強められ神に祈ることができました。教会と全世界の聖徒たちが私のためにお祈りくださり、大変強められました。ほんとうに感謝しています。」誘拐犯たちはシスターに対し尊敬心を持って接したそうです。シスターは、2017年マリとブルキナファソとの国境で、イスラム教テロ組織「アルカイダ」によって誘拐されました。マリでは2017年以来930人が誘拐され、その内300人以上が昨年誘拐されました。どうぞ、お祈りください。

ド イ ツ

カドナ州において9月、ウイニング・オール福音教会のシラス・アリ牧師は手に「ナタ」をもった不審者に襲われ殺害されました。ナシール・エリ・リファイ・カドナ州知事はこの事件に深い追悼の

16年間ドイツ政権を先導してきたCDU/CSU(キリスト教民主同盟、キリスト教社会同盟)は、メルケル首相退陣で力を落としつつあるようです。ドイツ社会は変わりつつあります。最大の問題はドイツ・プロテスタント国教会の教会員数が、1950年(会員数4千120万人)に比べて、現在約半数(2千20万人)減少したことです。この期間にイスラム教は急成長し、ケルン市で見られるように、モスクから金曜礼拝の祈祷呼びかけが拡声器で行われるようになりました。今、多くの都市において、「アラーの神以外に神はいない」と声が響きわたっています。1950年には無宗教者(他の宗教信者も含む)数が約100万人であったのが、2020年には4千70万人に増加しています。宗教会改革者マルチン・ルターを生んだ国は、今異教社会となりつつあります。

ドイツ国教会の「教会会議」では信徒数減少の原因を探り、その対策に努めていますが、最大の原因は教会がキリストの福音を語り伝えてこなかったことであると発表しました。宣教(伝道)がなされていなかった結果であることは誰もが認める事実です。第1に国教会指導者に問題があったこと。第2に幼児洗礼者数が減ってきたこと。第3に牧師の神学的理解に問題があったこと。第4に神学教育そのものにも問題があったこと。第5に教会税が義務化されたこと等が上げられています。イエス・キリストの世界宣教命令「全世界に出て行き、すべての造られた者に福音を宣べ伝えなさい。」(マルコ16:15)に従順であることは、どんなに重要であるかが問われています。お祈りください。

ハ イ チ

宣教師釈放を叫ぶプロテスタント信徒たち

米国政府は、ハイチで誘拐されたキリスト教宣教師とその家族が無事であることを確認しました。「クリスチャン・ポスト」によれば、かなり高いレベルの高官が身柄の安全を確認したと言われます。誘拐事件は10月16日、16人の米国籍宣教師と1人のカナダ国籍宣教師が、首都ポルトープランス近郊の孤児院で起こりました。誘拐犯は犯罪集団「マヴォツォ」でした。この宣教師たちは「クリスチャン・エイド・ミニストリーズ」(本部:米国オハイオ州ミレンバーク)から派遣された人々です。5人の男性、7人の女性、そして5人の子どもたちも含まれていました。地元メデイアの報道によれば、犯人たちは要求金約2億円が支払われなければ、人質を1人ずつ撃ち殺していくと脅迫しています。カリブ海の国では世界で最も多くの誘拐事件が発生しています。昨年度9月までに628件の誘拐事件が発生しましたが、前年同時期では231件の事件数でした。ハイチ人口1千130万人の約55%がローマカトリック教徒で、30%がプトテスタント教徒です。しかしメディアの報道によれば、世界中で増えている西アフリカのブードゥ教の影響を国民の約75%が受けていると言われています。どうぞ、この国のためにお祈り願います。

アフガニスタン

カブールのタリバン戦闘員

昨年8月、政権がイスラム教過激派組織「タリバン」に移行して以来、アフガニスタン情勢は劇的に変化しています。これまで多数のアフガン人が祖国を離れ他国へ避難しましたが、避難できない多くの人々がいます。最も厳しい情勢下に置かれているのは現地クリスチャンたちです。全てはシャリア(イスラム教法規)によって、暴かれ罰則が及びます。イスラム教が唯一の正しい宗教と信じきっている彼らは、他の信仰者を必死に捜し出し、発見しだい厳罰を与えています。そこで公にキリストへの信仰を告白することは、死刑を意味します。彼らは常にタリバンの恐怖下に置かれています。その人数は不明です。多くのクリスチャンは地下に潜り信仰生活を保っています。今、西側からのSNSによる霊の養いが唯一の糧です。しかしそれは非常に危険が伴うことです。また女性の人権と地位はまったく認められず、彼らが指導的立場に立つことは禁じられています。西側文化圏に住む人々には理解できない大きな壁があります。どうぞ、アフガニスタンの聖徒を覚えてお祈りをお願いします。

タリバン政権下で苦しむ女性たち

イ ン ド

ヒンズー教国インドでは、とくに過激派集団によるクリスチャンとキリスト教会への迫害が高まっています。前年9月までで、一昨年より300件以上迫害が増えています。クリスチャンの信仰の自由は大きく損なわれています。これはインターネット・

の「クリスチャン・ポスト」の報告です。一方、米国外務省内にある「国際宗教の自由委員会」の発表でも、インド、ロシア、シリア、ベトナム等の国々では、前年度に比べて迫害件数が増加したと報じられました。インドではヒンズー・ナショナリズム政党が勢いを増しており、政治的にも信仰の自由が全インドでいきわたるようお祈りください。

過去の記事


お気軽にお問い合わせください。06-6226-1334営業時間10:00~18:00(土日・祝日除く)

メールお問い合わせ