備えは大丈夫ですか

ケですから、明日のことまで心配しなくてよいのです。

明日のことは明日が心配します。

苦労はその日その日に十分あります。 

マタイの福音書 6章34節

スイス・ルプシュタインに聳える夏のフンシュタイン、海抜2157m

信仰の人、アブラハムが息子イサクを祭壇に捧げる経験した事は、想像を超える大きな試練でした。彼は信仰の人としての姿を見せてくれました。それがイスラエルの家系の始まりであり、イエス・キリストの誕生につながりました。私たちはアブラハムの信仰から、多くのことを学ぶことができます。

1. アブラハムの信仰は「アドナイ・イルエ」


注意してみことばを読むならば、彼ははじめからイサクの代わりとなる羊がそこに、備えてあったとは知りませんでした。神の視点で視るならば、モリヤの山で捧げる羊はすでに備えられていました。ですから「アドナイ・イルエ」(主の山には備えがある)信仰は、神を信頼し歩む人の結果であったことが分かります。このような例は、その後のヨブの生涯でも学ぶことができます。

信仰とは神のことば(約束)を先取りすることです。アブラハムは神のみことばに従順でした、彼は神を畏れる人でした。神に反論するのではなく、ただ神のことばに従った人でした。私たちはよく結果を評価しますが(それも大切だが)、そこに届くまでの課程も大切です。それは主が与えられるレッスンです。私たちも主のレッスンを受けて成長するものですから、どんな事でも主にあって受け止めていきましょう。

2. 「アドナイ・イルエ」の信仰を持つには

いつも活ける主と交わりを持つことが大切です。そして、主からみことばをいただくことです。それには①聖書を継続して読むことです。その前に先ず心を静めることが肝要です。「5分前実行」(何事も始める前5分には、事を実行すること)という勧めがありますが、それはギリギリで事に臨むのではなく、心を落ちつかせて事に臨むことです。そして②祈り続けることです。「絶えず祈りなさい」(1テサロニケ5:17)と記されているように、主に祈りを捧げることです。祈りは前に向かい事を進める原動力となります。

この2点を短くいうならば、日々の「ディボーション生活」の励行でしょう。上記の「みことば」のように歩む秘訣は、そこに隠されています。聖霊は「助け主」であるお方ですから、そのような聖徒を一人に決してされません。備えは大丈夫ですか。




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