愛は呼応する関係です
求めなさい。そうすれば与えられます。
探しなさい。そうすれば見出します。
たたたきなさい。そうすれば開かれます。
マタイの福音書 7章7節
ここに3つの動詞(求める、探す、たたく)があります。イエス・キリストは、積極的な勧めの「ことば」を言われました。イエスは、「愛は呼応する関係である」ことを教えています。「呼応」とは、広辞苑によれば「一方のものが呼べば相手が応答すること」と記されています。
このみことばの背景には、「信仰は呼応関係」にあることが前提にあります。天父神とイエスの関係に、呼応関係を見ることができます。イエスはみわざを通して、天父神と呼応関係にあることを証されました。 イエスは彼に言われた。「ピリポ、こんなに長い間、あなたがたと一緒にいるのに、わたしを知らないのですか。わたしを見た人は、父を見たのです。どうしてあなたは、『私たちに父を見せてください』と言うのですか。(ヨハネ14:9)また「わたしと父とは一つです。」(ヨハネ10:30)。一つとは直通ホットラインのことです。またイエスは 群衆に草の上に座るように命じられた。それからイエスは、五つのパンと二匹の魚を取り、天を見上げて神をほめたたえ(呼応関係)、パンを裂いて弟子たちにお与えになったので、弟子たちは群衆に配った。(マタイ14:19)とあります。信仰は名詞ではなく動詞であることを教えられました。いや、その前に 「あなたがたで彼らに食べる物を与えなさい。」と、信仰の実践を求められました。しかし、弟子たちの信仰はそこまでいっていませんでした。
「求める」、「探す」、「たたく」の3動詞は、主との大切な関係を現しています。信仰は、思い切って求めても大丈夫です。まず神は私を探し求めてくださり、私の心を叩き続けてこられたではありませんか。「愛は呼応する関係です。」そこに神の祝福の世界があることを教えてくださいました。私たちに与えられた信仰(3動詞)は呼応する関係にあることを覚えましょう。日々の生活は実践道場の「場」です。そして、神は今も生きておられることを、現す「場」でもあります。その意味で、今日も私たちは神と呼応する関係で歩もうではありませんか。主の祝福がありますように。
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