平和の契約

"あなたがたはわたしの羊、わたしの牧場の羊である。

あなたがたは人間で、わたしはあなたがたの神である──神である主のことば。" 

エゼキエル書 34章31節

プレゼントを受け取り喜ぶ、ブルガリアの子どもたち

神はエゼキエル書34章前半で、羊の群れをむさぼっていた偽りの牧者たちを退けられました。そして、神ご自身が失われた羊を探し出し、傷ついたものを解放し、メシアをまことの牧者として立てることを約束されました。そのまことの牧者が来られた時、神はご自分の民と「平和の契約」を結ばれると言われました。平和とは単に争いがない状態だけではなく、神、人、自然との関係がすべて回復された全体的な平安のことです。絶望の中にいた捕囚の民イスラエルに与えられた「平和の契約」は、どのような恵みが込められているのでしょうか。

恐れがなくなる

神は、悪い獣をその地から取り除くと約束されます。それまで羊たちを絶えず脅かしていた脅威を、神が完全に取り除かれます。荒野や森は、本来ならば猛獣や盗賊が住むような危険な場所です。しかし、羊は荒野でも安らかに住み、森の中でも平安に眠れるようになります。恐れがなくなるからです。私たちの人生にも、いつ襲ってくるかわからない不安や、先の見えない荒野のような状況があるかもしれません。しかし神の「平和の契約」の中では、最も危険で不安な場所さえも、心から安心できる憩いの場へと変えられます。

束縛から解放される

神は、「わたしが彼らのくびきの横木を砕き、彼らを奴隷にした者たちの手から救い出す」(34:27)と言われます。くびきとは、家畜に重労働をさせるための重い木の枠で、自由を奪う支配や奴隷状態を象徴する言葉であります。バビロンの地で負わされていた民の重いくびきを、神は砕く。つまり粉々にすると語られました。少し修理すればまた使える程度ではなく、二度と私たちを縛ることができないほど、くびきを完全に打ち砕いてくださるのです。

 それによって、神との関係が修復されます。神は、「このとき彼らは、わたしが、彼らとともにいる彼らの神、主であり、彼らイスラエルの家が私の民であることを知る」(34:30)と語られます。偽りの牧者によって傷つけられ散らされた羊たちは、今や神との深い愛の関係へと回復されるのです。

皆さん。「平和の契約」は、バビロンの地で絶望の淵にいたイスラエルの民に与えられた約束でした。それは、今を生きる私たちへの約束でもあります。私たちもこの約束をしっかり握りしめ、乾いた人生に降り注ぐ祝福の雨を味わいましょう。



ワールドビュー

世界のニュースをお届けしています。

北朝鮮からの叫び

北朝鮮からの叫びのニュースをお届けします。

海外邦人宣教レポート

コロナ禍の海外邦人宣教をお届けしています。

旧東ヨーロッパの教会と信者は今

東ヨーロッパの教会と信者を紹介しています。

過去の記事

523号522号
521号492号491号490号488号487号485号
484号483号482号481号480号479号478号
476号475号474号473号472号471号470号469号

お気軽にお問い合わせください。06-6226-1334営業時間10:00~18:00(土日・祝日除く)

メールお問い合わせ