愛、神の国のためのビジョン

「主イエス・キリストを着なさい。 欲望を満たそうと、肉に心を用いてはいけません。」
ローマ13・14


 1637年、英国清教徒のある若い牧師が、アメリカンドリームを夢見てアメリカ大陸へ渡りました。しかし渡米後1年も経たないうちに、彼は肺結核を患ってしまいました。当時、肺結核は難病のひとつで死の病いでした。財産といえば400冊余りの書籍が全部で、死を直感した彼は財産を処分し始めました。貴族出身の彼にとって400冊余りの本は、非常に貴重な財産であり尊いものでした。結局、彼は住んでいた地域に新しくできた学校に、これらの本を寄贈することにしました。そして、本と一緒に次のような一通の手紙を送りました。
 「私はこれまで熱心に学び、偉大な神学者や法律家、あるいは科学者になりたいと夢を抱いてこの地に来ました。しかし、主は私を天に召されようとしています。私がこの地で果たせなかった夢が、次の世代を通し成就することを期待しています。ここから、偉大な人材が養成されるようお祈りします。」これを受け取った学校の理事らは深く感銘し、この若い牧師を記念するために、学校の名前を彼の名にちなんで変えることにしました。その若い牧師の名前は、ジョン・ハーバードでした。天下のハーバード大学は、このようにして誕生しました。ハーバード大学は、1901年以来、ノーベル賞受賞者数は160名で世界一です。若い一人の清教徒牧師(30歳)の祈りとビジョンが、今日、世界最高峰として名を連ねる大学を生み出しました。
 私たちが人生で常に問われることは、「生き方」です。聖書は「肉の欲のために心を用いてはいけません。」と勧めています。肉の欲は一時の満たしを与えますが、真に満足させるものではありません。聖書は、主にあって夢を持って生きることを勧めています。愛である神は、イスラエルに十戒を与えられました。十戒を大きく分けると、「神への愛」(縦軸)と「隣人への愛」(横軸)に要約されます。神が、「しなさい」または「してはならない」と命じられた根本的な意味は、人を支配することではなく、神の愛にあります。人間の本性は自己中心的なので、いつも相手の立場で考え、相手を配慮するよう心がけなければ、関係はたやすく崩れてしまいます。他人を心から愛する時、私たちは神の律法を成就することができるようになるのです。
 いかがでしょうか。縦軸の「神への愛」、そして横軸の「隣人への愛」が実践されるとき、すばらしい結果が自然に伴ってきます。みことばに従順であることは、最高の祝福をもたらします。暗い不透明時代であっても、光であるイエス・キリストが先導くださいますから大丈夫です。では、どうすれば良いでしょうか。それは、イエス・キリストを着て、光の武具を身に着けることです(エペソ6・11~18)。

 「ですから私たちは、闇のわざを脱ぎ捨て、光の武具を身に着けようではありませんか。」ローマ13・12


海外宣教

私たちは欧州・中東の諸教会とクリスチャンへの支援、および海外在住邦人宣教を行っています。私たちは国内宣教として、次の働きをしています。

DVD書籍

「十戒は愛のことば」メッセージ、コリント人への第一の手紙、ガラテヤ人への手紙、「ビジネス成功の秘訣は聖書にあった!」LなどメッセージDVDや主の祈り、世界の日時計は今、神のマスタープランの行くへ、書籍………

「春の聖地イスラエルの旅」

私たちの聖地旅行の特徴は、心を静めて歩く「ゆったり旅」にあります。静かなガリラヤ湖畔で3泊し、ゆっくり静思の時を持ちます。そして、聖書の視点からイスラエルを学びます。朝のデボーションから始まり、野外礼拝でも神を賛美する楽しい旅です。皆様のご参加を歓迎します。

The Voice of Mission

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