二人だけの世界

「あなたが祈るときは、家の奥の自分の部屋に入りなさい。」
マタイ6・6


自分の世界(ワールド)を持って生きる人は幸福な人です。しかし一般的に言って、社会組織の中で自分だけのワールドを持つことは、なかなか難しいことです。
 ところで、私たちが生きる世界は言葉によってつながります。言葉はコミュニケーションの手段と言われますが、これは、言葉を交わすことによって、相手が考えていることが自分の頭の中にコピーされ、話し手同士の間で、二人だけの世界が共有されることを意味します。語り合うことによって作られる共有の世界は、ことばを交わした者同士だけが知る世界です。あなたがあなたの友人と二人だけで話したことは、あなたと友人との間に共有された世界で、他人は知ることができません。
 そして私たちは言葉を交わすことによって、互いに生きる者となります。しかし言葉を忘れるならば、その世界は消えてしまいます。相手が死んでしまうと、記憶には残っていても、共有の世界は失われてしまいます。愛する人を失うことによって受ける痛手が大きいのは、自分が生きていたその共有世界が失われるからです。
 しかし、神と語り合うことによって作られる神との共有の世界は、決して失われることはありません。主イエスは「わたしが生きるので、あなたがたも生きるからです」(ヨハネ14・19)と言われました。永遠のお方と語り合い、生きていけるのです。聖書をとおして語られるイエスのみことばを聞き、イエスに語りかけて(祈り)生きるのです。それはキリスト者の特権です。苦しい時も祈りましょう。嬉しい時も祈りましょう。歩きながらも、お風呂に入りながらも祈りましょう。そこには、イエス様と私だけの間の世界(ワールド)ができるのです。「二人の世界」です。なんと幸いな関係ではありませんか。
 イエスとの「二人の世界」が大きくなっていく人は幸いです。決して失われることのない世界に、私たちは生きることができるからです。イエスは「主の祈り」を説かれる前に、次のように教えられました。
 「あなたは、祈るときには自分の奥まった部屋(ギリシャ語:タメイオン)にはいりなさい。そして、戸をしめて、隠れた所におられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れた所で見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます。」(マタイ6・6)タメイオンは農家の納屋で、窓もなく外部から見えない部屋でした。そして唯一鍵が内側からかかる部屋です。いかがでしょうか? 私たちはイエス様と「二人だけの世界」を持とうではありませんか。


海外宣教

私たちは欧州・中東の諸教会とクリスチャンへの支援、および海外在住邦人宣教を行っています。私たちは国内宣教として、次の働きをしています。

DVD書籍

「十戒は愛のことば」メッセージ、コリント人への第一の手紙、ガラテヤ人への手紙、「ビジネス成功の秘訣は聖書にあった!」LなどメッセージDVDや主の祈り、世界の日時計は今、神のマスタープランの行くへ、書籍………

「春の聖地イスラエルの旅」

私たちの聖地旅行の特徴は、心を静めて歩く「ゆったり旅」にあります。静かなガリラヤ湖畔で3泊し、ゆっくり静思の時を持ちます。そして、聖書の視点からイスラエルを学びます。朝のデボーションから始まり、野外礼拝でも神を賛美する楽しい旅です。皆様のご参加を歓迎します。

The Voice of Mission

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月刊誌「宣教の声」は毎月、新鮮な情報を提供しています。また黒田禎一郎の著書や訳本等を通し、海外宣教活動を推進しています。