ドイツ
「信仰とは、イエスのために恥をかくことを決意することである。」これは、リーベンツェル国際大学の学長フォルカー・ゲックレ教授が、シュトゥットガルトで開催されたコワーカーズ・カンファレンス「コ・ミッション」で語った言葉です。今日では、「宗教の匂いがするものは、すべて恥ずかしいとされている」、とゲックレ師は語っています。その福音は「敬虔な心」に向けたメッセージとしてはまだ受け入れられていますが、世俗社会における公的な真理としては、もはや受け入れられていません。イエス・キリストへの愛、神との対話、聖霊の体験については、家庭集会では語られることがあるかもしれませんが、「通常、職場や学校、さらに自分の家族の中でさえ話題になりません。」サッカーや経済、政治については情熱的に議論されますが、信仰についてはそうではありません。啓蒙主義以来、人々は神なしに罪を克服しようとしてきました。しかし、まさにイエス・キリストにおける赦しこそが、罪と恐れの本当の克服を提供するものです。国際ゲストとして、シリアおよびレバノンのアライアンス教会の指導者エドワード・アワブデ牧師が、シリアのキリスト教徒の状況について報告しました。キリスト教徒は現在、政府から直接的に迫害されてはいないものの、日々新たな制限、恣意的な扱い、そしてイスラム教過激派の影響力拡大に苦しんでいるとのことです。お祈りください。

フォルカー・ゲックレ教授
ペンテコステ(聖霊降臨祭)に、数万人のキリスト教徒が「リバイバル集会」に集まりました。その多くの集会は晴天のもと、屋外で開催されました。IDEA社の調査によれば、福音派色の強い10の集会に約42,000人の来場者が参加しました。2024年は不安定な天候の中、9つの大規模イベントに約34,000人の参加者が訪れました。今年も、南ドイツでバイエルンでの「リバイバル集会」が中心を占めました。最大集会は、ミッテルフランケンのヘッセルベルクで開催されたバイエルン・プロテスタント教会「リバイバル集会」で、約10,000人が集まりました。その他、オーバーフランケン、ボーベングリューン、ディアコニッセ母の家のアイドリンゲン、リーベンツェル宣教団、エアフルト、フォーラム・ヴィーデネスト、シュテュッツェングリューン、コクックスハーフェン、レムゴー等の各所で数千人から1万人近い人々が参加しました。

南ドイツのバイエルンでの「リバイバル集会」
モザンビーク

イスラエルの空爆によって破壊された建物
4月中旬以降、モザンビークではイスラム主義武装勢力による攻撃が増加しています。カトリック教支援団体「苦難の中の教会」のプロジェクトパートナーであるクィリウィ・フォンセカ神父によれば、いくつもの教会や礼拝堂が焼き払われ、テロリストたちは新たな難民の波を引き起こしています。テロ活動自体は住民全体が被害を受けていますが、問題はしばしばキリスト教徒を標的にしていることです。フォンセカ神父は、「モザンビーク北部の教会関連施設は、受け入れ能力の限界に達している。」と語っています。過激派組織「イスラム国」(IS)に近い武装勢力は、2017年以来この地域を支配下に置こうとしています。国連難民高等弁務官事務所によれば、これまでに約5,000人以上が死亡し、100万人以上が避難を余儀なくされています。どうぞ、お祈りをお願いします。
コンゴ
国際キリスト教宣教団体「サージ」の報告によれば、エボラウイルスに感染した米国人の医療宣教師ピーター・スタッフォードに、最初の容態安定の兆候が見られています。
スタッフォード医師は一般外科医で、独ベルリンのシャリテ病院で治療を受けています。同師はサージからの派遣で、コンゴ民主共和国東部で宣教活動をしており、イトゥリ州での患者の治療中に感染したとみられています。
治療がドイツで行われている理由は、エボラ患者の対応に関する専門知識がドイツは優れているからです。発表によると、ドイツの治療チームは全身防護服を着用しなければなりません。医療スタッフは、3時間交代のシフト制で勤務しています。妻のレベカ夫人と4人の子どもたちもシャリテ病院に入院中ですが、症状は出ていないようです。これは1976年以来、コンゴで17回目のエボラ流行です。現在ウガンダにも影響が及んでいます。世界保健機関は、5月17日に国際的な健康上の緊急事態を宣言しました。

米国人宣教医師ピーター・スタッフォードと妻レベカおよび子どもたち
イラン
キリスト教徒のバハール・サハライアン弁護士は、故郷のシーラーズで逮捕されました。彼女はこれまで、信仰を理由に迫害されたキリスト教徒や政治犯を繰り返し弁護してきました。英国のキリスト教支援団体「Article18」の報道によれば、彼女はまず、「国家安全保障に対する行為を目的とした犯罪組織」、その結成容疑で捕らえられ起訴されました。その後、「イスラム体制に対するプロパガンダ活動」および「虚偽情報の流布」の容疑等が、追加されたと言われます。Article18によれば、これらの容疑は活動家や批判的な声を沈黙させるために、利用されていることと考えられるようです。サハライアン弁護士は現在、アーデルアーバード刑務所に収容されています。同刑務所は同国最大の刑務所です。
どうぞ、お祈りください。
イスラエル
死海沿いの古代集落クムランの洞窟から発見された、貴重なイザヤ書の巻物が、初めて一般公開されています。このイベントは、「砂漠からの声」("A Voice from the Desert")と呼ばれ、巻物全巻のオリジナル展示です。2月23日、紀元前2世紀の「羊皮紙の巻物」(7メートル余り)の展覧会は、盛大に開幕しました。しかし、開幕からわずか数日後、イラク戦争の開始とともに、博物館の職員たちはこの巻物を他の貴重な美術品とともに防爆シェルターに避難させました。しかし、5月中旬から再び一般展覧が再公開となりました。きっかけは、博物館創立60周年です。これまでは、写本コピーとオリジナル巻物の一部断片のみが展示されてきました。今回、原本写本の展示のために、約8メートルの特殊ガラス製ショーケースが製作されました。人間の呼気が文書に有害となりうるため、空調管理された部屋には最大25人の来場者が同時に入室可能で、それぞれ10分間の入室が許可されます。他に、クムラン洞窟から出土したオリジナルの陶器の壺や、巻物を包んでいたと思われる亜麻布も展示されています。

陳列されたイザヤ書写本
これらの断片は、エッセネ派の図書館の遺物です。特に厳格なユダヤ教共同体エッセネ派は、クムランにおいて一種の「聖書研究所」を運営していたようです。紀元68年、エッセネ派の人々は迫りくるローマ軍から、貴重なコレクションを周囲の洞窟に隠しました。1947年、エリコからわずか数キロメートルの洞窟でイザヤ書の巻物が発見されました。1948年、ベドインの少年が巻物を数ヶ所で発見しましたが、意味がわからず骨董品店に売りに出しました。それを、あるアラブ人司教がこの巻物と他の3つの巻物を購入し、1954年にアメリカで「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙に新聞広告を出して売りに出しました。
イスラエルの考古学者イガエル・ヤディン博士と、後のエルサレム市長テディ・コレクによって、4つの巻物は25万米ドル(当時の換算で50万ユーロ)で購入されました。他の3つの巻物は、ヘブライ大学が既に1948年にベドウィンから入手していました。その後の調査により、いわゆる第1洞窟には少なくとも70の巻物が、ローマ軍から隠されていたことが判明しました。1956年までにクムラン近郊でさらに10の洞窟が発見され、そこには1,000以上の巻物がありました。残念ながら、破損が著しい状態です。イザヤ書巻物展覧会は8月31日まで、イスラエル博物館で来場者に公開されています。
英国

パトリック・スークデオ師
英国の神学者であり、またイスラム学者であり、支援団体「バルナバス・ファンド」の創設者であったパトリック・スークデオ師(イングランド南西部ピューシ)が79歳で亡くなりました。同支援団体は、「彼の死は、私たちにとって悲しみですが、私たちは彼がイエス・キリストの天上の共同体にいることを知っている。」発表しました。スークデオ師は、1993年妻ロズマリーと共にキリスト教団体「バルナバス・ファンド」を設立しました。それ以降2024年8月まで、同団体の国際ディレクターを務めていました。この団体は世界中で迫害されているキリスト教徒を寄付金、人道支援、そして祈りのネットワークを通じて支援しています。スークデオ師は1947年、英領ギアナ(現ガイアナ)で生まれました。父親はイスラム教徒の夫人と結婚するために、ヒンドゥー教からイスラム教に改宗していました。1950年代末、家族はイングランドに移住しました。スークデオ師は学生時代に、キリスト教徒となりました。1989年、彼はInstitute for the Study of Islam and Christianity(イスラム教とキリスト教研究所)を設立しました。そして、この研究所からイスラム教世界での宗教的少数派を迫害する過激派運動に関するデータが、世界に報道されるようになりました。
ウクライナ
米国の情報誌「クリスチャン・ニュース・ワイアー」誌によれば、ウクライナではロシアによる軍事侵攻が始まって以来、バプテスト連合教会だけで100以上の教会が誕生し、1万3千人以上が洗礼を受けています。これはウクライナ・バプテスト連合副会長イゴール・バンドラ師の言葉です。この数字は、もちろん戦争が始まる以前に比べて、はるかに高いものです。バンドラ師は、福音派は伸びており、若者たちの神への関心度は非常に高い。」と語っています。どうぞ、お祈りください。
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